市民連合おおたの会第3回総会
総選挙・都知事選への方針・決意固まる!
市民と野党の共闘で総選挙・都知事選挙を今度こそ勝利しよう
市民連合おおたの会第3回連合総会が3月3日、大田区消費者生活センターで行われた。
記念講演:高田健さん
(全国市民連合運営委員)
発言要旨
岸田政権の支持率は10%台となり、東京15区を含めた補欠選挙は政治状況に大きな影響をもたらす。7月の都知事選を控え、おおたの会が総会を開催するのは時期を得ている。岸田首相は軍事大国になって憲法9条を変えると、立憲主義を根底から覆そうとしている。何としてもやめさせなければならない。
2015年に市民連合が結成され、2021年には自公の脅威となったがガタガタした時期もあった。今はそれを再建する時。市民連合は5項目を提案し立憲野党と合意した。無理なことはやらなくていい、勝てるところは共闘する。総選挙で3分の1をとることが最低目標だ。
共同代表の海部弁護士は「自民党の金権腐敗の体質を変えていかなければならない。沖縄南西諸島への自衛隊配備・ミサイル基地の強化など、戦争体制を少しでも変えていくため、市民と野党の力で世論を変えていこう」と開会のあいさつ。
大田区議会議員の津田ともきさん、生活者ネットワークの高橋啓子さん、都議会議員の森愛さんからの来賓あいさつ、社民党、新社会党からも連帯のメッセージが寄せられた。
討議の中では26区市民連合連絡会の結成報告があり、日本共産党の谷川智行さんから、都庁前での食料配布や能登での医療ボランティアの取り組みが報告され、自民党政治を変えていく決意が語られた。
野本事務局長からは、この1年間の活動報告・方針案が6点にわたって提起された。
とりわけ総選挙へ向けては東京4区政策要望案(裏面に掲載)を立憲民主党、日本共産党、大田生活者ネットワーク、フェアな民主主義、森愛都議会議員と合意し、運動を進め、都知事選においても、候補者選考委員会の提起を受け、大田区でも市民と野党の共闘でたたかう活動を始めることが語られた。
また市民連合の活動を強化するために、賛同者・団体の拡大、会の役員の拡充、財政活動の強化などが提案、承認され、最後に福石共同代表のまとめと決意表明で閉会となりました。
市民連合おおたの会ニュース号外2024.4.5
第1次政策アピール
「わたしたちが政治にもとめること」
1)憲法を暮らしに活かす政治を求めます。
2)自民党裏金、金権腐敗政治を一掃し、 清潔・公平な政治を求めます。
3)貧困と格差を是正し、ひとりひとりのいのちと生活が守られる社会、実質
賃金を増加させ誰もが自分らしく安心して暮らせる社会を求めます。
4)子ども・子育て・教育予算の大胆な充実と、子どもと子育てに優しい社会を
求めます。
5)経済格差を是正し、低所得者層への負担軽減と税負担・社会保険料負担が公
正化される社会を求めます。
6)環境課題・気候危機対策、核兵器廃絶・原発ゼロなど地球的課題を本気で取
り組む政府を求めます。
7) 戦争しない政府、 平和外交に本気でとりくむ政府を求めます。
8) 報道の自由や学問の自由を保障し、自己責任への転嫁ではなく公共サービ
スの再生を進めるなど、 民主主議、 地方自治が尊重される政府を求めます。
市民連合おおたの会
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