事務局通信 第6号 (2021.3.13)

「私たちは政権交代を求める!コロナ・学習交流会」 (3月28日〕

 

区内のコロナ禍の実情と対策を告発〔第1部〕

3月28日(日)午後2時~4時、Luz大森四階の入新井集会室で表記集会を開催しました。この集会はユーチューブ、ZOOM による配信を重視し、立憲民主党の森ゆう子さん、共産党の田村智子さん(共に参院議員)からも映像を介してご報告いただきました。参加状況は会場には30人にお集まりいただき、ZOOMには11人の方が視聴・参加されました。

集会は大きく2部で構成され、第1部の「大田区内のコロナ禍の実情と対応」では5人が発言、生活への甚大な影響を詳しく紹介したうえで、独自性が皆無と言える大田区のコロナ禍対策を鋭く告発。区や都政への要求、国政選挙に繋がる期待についてそれ  ぞれご発言されました。発言者と内容は次の通りです。 

*中小零細企業の窮状      池田克憲さん   (蒲田民主商工会)

*犠牲を強いられる労働者    伴 幸生さん   (首都圏なかまユニオン)

*閉店に追い込まれた商店    可児祐二さん   (今月閉店する自営業者)

*コロナに感染してわかったこと 佐々木透さん   (ZENKO南部)

*都政報告〔ビデオメッセージ〕 藤田りょう子さん (都議会議員)

 

政権交代につながる予算案組替え動議づくり〔第2部〕

第2部の「予算案をめぐる国会での闘い」では、立憲民主党と日本共産党が3月2日に提出した21年度予算組み替え案の内容と提出に至るまでの経過、提出の意義について、森ゆう子さん、田村智子さんからとても熱い報告を聞くことができました。

森さんは先ず、ご自身が新潟で統一候補として闘い、激烈な接戦を勝ち抜き、野党共闘発展への道を大きく切り開いた経験を紹介、市民連合への熱い気持ちを披瀝されました。田村さんは、選挙応援の帰路の車中でこの集会の模様を最初から視聴していて、厳しい状況に追い込まれている皆さんの苦境を改めて知る機会になったと言ってくれました。

 

お二人のお話からは、新型コロナ感染症の拡大防止と国民生活を守るための歳出増や、辺野古やイージス・システムにかかる歳出の削減などについて、予算組み替え案をつくる過程も、またその内容も、政権交代後をにらんだ政策の協議という意味で立民、共産に国民を含んだ3党政策担当者による実質的で忌憚のない協議だったことが明らかにされました。

安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合は、「立憲野党の政策に対する市民連合の要望書」を各野党に提出していましたが、今年に入って「私たちが政治に望む15のこと」と題する直近の総選挙にのぞむ政策を提示しています。こうした市民運動と国会内の闘いが結合して力を発揮している事がよくわかりました。

 

要求を政策に、候補一本化を要望する運動を

市民連合おおたの会が発足した昨年9月以降の取り組みについて伊藤事務局次長が報告しました。その中で立民・共産両党への要請や区内各団体への協力要請など、市民と野党の共闘による衆院4区での統一実現を求める運動の継続を訴えました。

集会の最後にまとめに立った野本事務局長は、「森、田村両氏からの熱いメッセージに元気づけられた。総選挙を目前にして私たちは区民の切実な声をしっかり受け止め、候補者に期待する要求を政策化し、自らの選挙として闘いたい。枝野さんと志位さんに候補者の一本化を直接訴えよう。そのための要望運動をしたい。最大与党党首枝野さんを総理大臣にしよう。みんなで実現に全力をあげよう」と締めくくりました。

 

 

当面の活動計画

*衆院選にのぞむ「おおたの会」政策要求づくりについて

次回事務局会議(4月7日)で政策づくり運動を具体化し、各団体等での議論をお願いします。

新自由主義からの脱却、生活者重視の政策づくりのために、積極的な参加をお願いします。

*当面の活動計画

下記の行動について、事務局で立案し提起しますので、ご協力をお願いします。

*集会・宣伝行動   4月以降の駅頭宣伝と屋内集会を準備する

*政党本部への要請 メール、ファックス、はがき、手紙での要請運動を組織する

*国会行動への参加 憲法と戦争法関連の集会に積極的に参加する

 

おおたの会への募金は100万円を目標としています。ご協力をお願い致します。

募金用振替口座は 番号 00160-7-325356 口座名称 市民連合おおたの会

ゆうちょ銀行(9900)019店(ゼロイチキュウ:019)当座0325356

 

事務局通信Vol6

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