事務局通信 第10号 (2021.7.29)

市民と野党の共闘  総選挙で政権交代をめざそう

「市民が望む政策懇談会」で活発な意見交換

 都議選は市民と立憲野党の共闘によって、菅政権に代わる政治を実現できることを示しました。来る衆院選挙は政権選択に直結する選挙です。その政権に求める政策づくりの運動は、選挙の意義を大きく拡げ深めるうえで決定的に重要です。7月22日午後2時から蒲田の消費者生活センター集会室で開催された表記懇談会には、区内の各団体・個人46人が参加し、生活実態をふまえて今実現してほしい国の施策への期待など活発に意見交換しました。 (ユーチューブで視聴された方は延べ22人)
司会は羽田空港増便問題を考える会の浅野さんが担当しました。主催者挨拶を行った当会代表世話人の海部幸造弁護士は、「安倍―菅内閣のひどさがあまりにひどい。市民の運動でひっくり返そう」と、総選挙の意義を強調しました。

第1部の「立候補予定者のお話」では、先ず大学院博士号の取得に向けた最終授業と重なり欠席した立憲民主党の井戸まさえ氏からのメッセージが紹介されました。出席した日本共産党の谷川智行氏は、「市民が選挙に向けた政策を練り上げながら主体的に取り組む事は大きな意義があると思う。私も積極的に協力したい。野党共闘の原点は15年9月の安保法制反対のなかで拡がった『野党は共闘』の声にあり、私もおおいに励まされた」と述べ、「野党連合政権にのぞむ日本共産党の基本的立場-政治的相違点にどう対応するか」を中心に発言されました。参加者からは、リニア、障がい者の自立と家族の支援、候補統一への課題、住宅困窮者、奨学金制度、労働法制などについて質問・意見が寄せられました。

第2部は、市民連合おおたの会が重ねてきた「政策提言づくりの報告」について野本事務局長が報告しました。「期待が集まればガラッと変わる情勢だ」との指摘や政権のあり方、さまざまな政策課題についての要望など、全部で10人の方が発言されました。

討論のまとめと閉会の挨拶に立った全交南部の佐々木さんは、「国政を変えるビジョンを明確に打ち出すためにもっと要求やご意見を寄せてほしい。それらを具体的な政策に高めていきたい。候補者の一本化を実現する運動をひろげていこう」と締めくくられました。会場でのカンパは24500円お寄せいただきました。

 なお、当日の模様はhttps://civilaotam.com/archives/722にアクセスしてご覧下さい。

 

蒲田駅西口で2回目のリレートーク 「国と都はコロナ対策に全力を」

17日猛暑の中40名参加、署名は31筆寄せられました。開催目前で、今さら中止なんて無理という声が多いとばかり思っていましたが、署名が31筆寄せられたのには正直驚きました。オリンピック開催にみんな怒りや不安を感じていることがよくわかりました。                               (N)

おおたの会への募金は100万円を目標としています。ご協力をお願い致します。

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ゆうちょ銀行(9900)019店(ゼロイチキュウ:019)当座0325356

 

事務局通信Vol10

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