凜とした都政へ
松木かりんの決意と約束
軸
新型コロナ感染症対策を最優先。
コロナ禍で改めてあぶり出された社会問題(貧困・格差・差別・働き方等)と社会基盤(働き方・医療・交通・産業政策等)の脆弱性の改善を都政の立場から行います。
(目指す社会像)
誰もが働きやすく、生きやすい社会
⇒各人が人生の多様な選択肢を持ち、自由に自分の意志で選ぶことができる社会
基本理念 4つの“りん”
〇隣とのつながり
だれもが緩やかに社会とつながれる機会と空間を拡充します。
ひとりではない、多様な人とともにくらす東京を目指します。
〇輪を再確認
学校、病院、役所など地域の機関が輪になって、東京にすむ人々の安全、安心な暮らし支えます。
〇倫を取り戻す
子どもたちに説明できない政治を改め、悪いことは悪いと言える世の中にしましょう。東京から高い政治倫理を確立します。
〇凛としたい
若い人、女の人の視点を、防災や産業支援に取り入れます。
時代に即した思考とぶれない志で、凜とした都政をつくります。
重要政策
ポイントは3つ、「くらし」・「はたらく」・「多様性」。
くらしとはたらくは人間の生活の基本です。基本を整えることで、さらに発展して色々なことができるようになります。今回のコロナショックの中で、こどもの貧困、DV、困窮学生、個人事業主や小規模・零細企業など、弱いところがたくさんでてきました。それぞれの置かれる状況は異なりますが、最も助けを必要としている人々に光が当てるのが、生活の場、はたらく場となっている都政の役割です。また、多様性を尊重し、認め合うことで、東京が今後も発展していく基盤を整えます
。
【くらしの安心】
- 防災~地域ネットワークの再構築~
災害は地震や台風などの自然災害だけではなく、感染症など広く人々の生活に影響を及ぼすものもあります。起こりうる様々な災害に対して、地域の機関がバラバラに動くのではなく、普段から連携することでいざという時に迅速に対応できるようにしていきます。また、一つずつ起こるとは限らないため、多様なパターンの検証をして備えていきます。
- 福祉~多世代対応・ほしいものを選べる~
人生のステージごとに必要な福祉サービスは変化していきます。単一で使いにくい制度ではなく、ほしいものを適切な時に選べることが豊かな福祉であると考えます。
妊娠から介護まで、安心してくらせる東京都を目指します。
【はたらく安心】
- 雇用と産業~多様な働き方に沿ったサポート&チャレンジしやすい環境づくり~
雇用と経営を分けて考えるのではなく、どちらにとってもより良くなるように合わせて考えていきます。女性も男性も子育てや介護といったケアワークと仕事のバランスを考えていく必要があります。特に同時に子育てと介護をするダブルケアを担う人も増えています。また、ギグワーカーやフリーランスで仕事をする人も増え、働き方は非常に複雑多様になっています。多様な働き方を選べるからこそ、色々なチャレンジを応援していきます。
【多様性の尊重】
- 教育~知る・会う・考える~
ジェンダーや性的マイノリティ、外国人、障がい者をはじめ、多様性を知る機会をつくります。また、積極的に知った上での交流を行うことで、多文化共生につなげていきます。
- 公共サービス・施設にジェンダーの視点を取り入れる
避難所の設置や公共施設整備等ジェンダーの視点を取り入れることで、誰でも使いやすくします。枠を作ることによって漏れてしまう人々を減らし、必要なサービスを十分に受けられるようにしていきます。
- あらゆるハラスメントをなくす
職場に限らず、様々なコミュニティの中でハラスメントによって大変つらい思いをしている人々がいます。過剰にハラスメントを気にするわけではなく、他の人への思いやりや配慮を持った行動ができるように喚起していきます。また、一人で抱え込むことのないよう気軽に相談ができる仕組みを整えます。
【大田区を住みやすく】
●羽田空港新飛行ルートの見直しを
東京都心の上空を低空で飛行してくる羽田空港新飛行ルートは、騒音被害のほか、落下物の危険性など不安を広域にわたってもたらしている現状があります。都民の平穏な生活を守るため、都として国に対して不安払しょくにつながる効果的な対策の実施と、早急かつ具体的にルートの再考および固定化を避ける取り組みを促すよう、羽田空港がある大田区民とともに求めていきます。
- 新空港線(蒲蒲線)の整備計画の検討
コロナ禍で不要不急な公共事業を見直しが求められます。新空港線(蒲蒲線)も整備計画の練り直しが必要になるでしょう。新空港線設置の主目的の一つである蒲田駅周辺の再整備については、大田区と東京都が連携していきます。まずは、緊急性が求められる区内企業や法人、個人を支える制度を作ることから優先的に進めていきます。
【コロナショックを超えて】
- メガシティの感染症体制を再構築する
今回のコロナウイルスによって、東京というメガシティが感染症に対して脆弱であることが明らかになりました。医療崩壊に陥らないためにも、保健所、公立病院、民間病院がどのように情報を共有し、連携して有効な対策を打ち出していけるように、第2波、3波に備えるだけでなく、グローバル時代の感染症に立ち向かう体制を構築します。
- こどもたちの教育を守る
一斉休校が長引く中で、こどもたちの「教育を受ける権利」が問題になりました。他の先進国に比べて立ち後れているデジタル教育を適切に行うなど、学校などの教育機関そしてPTAを始めとする保護者と連携して、「災害に強い教育」をつくります。また、幼保、小中、高校、大学のそれぞれに必要な支援を整備します。
- 安心して療養と、「家にいる(STAY HOME)」ために〜きめこまかい補償体制を〜
軽症者等医療措置が必要な人の宿泊療養対策の充実はもちろんのこと、ウイルス対策として行われた緊急事態宣言での自粛要請等を真に有効にするには、多くの人が安心して家にいること(STAY HOME)ができるように、経済的な不安を解消する必要があります。また、活動再開後にしっかり経済が成長していくために、それぞれの事業者、勤労者に必要な、そしてムダのない、支援をきめこまかく行います。